ただただ弁護士です
最近、そういう誇大広告とも思える弁護士の広告やホームページを見かけますが、一つの分野のみを専門的に行っている弁護士はわが国にほとんどいません。
そもそも、われわれ弁護士は、「専門」をうたうことを禁じられていますし、専門の認定制度もありません。弁護士の中には、禁止規定をかいくぐるように「○○に強い」とか「圧倒的な実績を誇る」などとうたう者もいますが、本当に圧倒的な実績を誇る弁護士が、そのようにうたっているのを見たことがありません。
あえて言いますが、金子は丹波の皆様に起こりうる法的問題を全般的に扱う弁護士です。何かに特化した専門家ではありません。 言ってみれば、かかりつけ医(ホームドクター)ならぬホームロイヤーです。 ご相談頂いたことが、ごく専門的な事柄、つまり外国企業との取引や海運、知的財産に関することなどであれば、それについて詳しい(何度も言いますが、「専門家」はほぼいません)弁護士をご紹介します。
あなたの幸せを考える弁護士です
ホームロイヤーに必要なのは、より深い専門知識ではなく、幅広い知識・経験と何よりも依頼者に信頼される人格・人柄です。 依頼者から率直に話をして頂き、それに真摯に向き合い、結果はともかく納得のいく解決を図る。 金子は、あなたと真剣に向き合い、あなたが幸せになれるように、あなたと一緒に考えます。法律問題にだけ興味があり、依頼者が最終的に幸せになれるかどうかに関心がない弁護士を見かけます。ひどい場合には、相談者を怒鳴りつけたり、いきなり説教したりします。
なぜ真剣に聞けるのかって?
それは、これまでに少年事件で関わってきた非行少年たちに鍛えられたのです。
彼らは、大人に対する警戒心が強く、相手をよく見ています。その場しのぎで適当なことを言っていると、話を聞いてくれません。「100%味方で、絶対に逃げない」という姿勢で真剣に話を聞いて初めて、信頼関係が築けるのです。
何度も何度も、彼らと真剣勝負の会話をする中で、「相手と真剣に向き合う」ということができるようになりました。
金子は、あなたが初めて相談に来て帰るときには、あなたの悩みが少し軽くなっているように心がけています。 あなたを歓迎し、まず話を聞き、どうすればよいか具体的に助言します。「法律ではこうなっている」という説明で終わる弁護士もしばしばいますが、それでは不十分です。
事務所を出られるときに、どうか悩みは置いて帰って下さい。 金子が代わりに悩みます。 弁護士1年目の頃は、代わりに悩んで眠れませんでした。 でも、もう慣れました。 それにはコツがあるのですが、また別の機会に。
学歴
東大寺学園中学・高等学校卒業
大阪大学法学部卒業
神戸大学大学院法学研究科修了(法務博士)
職歴
平成18年 最高裁判所司法研修所に入所
平成19年 兵庫県弁護士会に入会
平成20年 弁護士法人ひょうごパブリック法律事務所に入所
平成22年 弁護士法人ひょうごパブリック法律事務所丹波ひまわり基金事務所に着任
日本弁護士連合会が司法過疎対策のために全国の会員から資金を集めて設立した「丹波ひまわり基金法律事務所」の4代目所長として赴任。私が赴任したときは、丹波市内で唯一の弁護士でしたので、丹波市でもっとも古株の弁護士ということになります。
平成24年 金子法律事務所を開設
平成28年 金子法律事務所を弁護士法人近畿フロンティア法律事務所に法人化
委員歴
・日本弁護士連合会 公設事務所・法律相談センター 委員(平成26年~)
・近畿弁護士会連合会 法律相談・法律支援委員会 委員(平成25年)
・兵庫県弁護士会 総合法律センター運営委員会 副委員長(平成26年~)
等、司法過疎や法律相談に関わる委員を務める。
・丹波市政治倫理審査会副会長(平成22年)
・丹波市DV基本計画策定委員会委員(平成23年)
等、丹波市の委員も務める。
所属する弁護団
・兵庫県提携リース被害弁護団
・武富士役員責任追及兵庫訴訟弁護団
など、市民や中小事業者を食い物にする悪徳商法を少しでも減らすための弁護団に参加。
講演歴
・丹波市社会福祉協議会 心配ごと相談員研修会
・丹波市消費者協議会 講演「悪質商法にご注意!」
・丹波消費者団体連絡協議会 講演「契約イロハのイ」
・沖縄県歯科医師会医療安全対策講習会 講演「丁寧な説明でトラブルを回避し,顧客満足度を上げよう」
・九州各県歯科医師会歯科医療安全対策担当者会 講演「医療安全担当者の役割」
など、主に消費者のための講演や歯科医師の研修会の講師を務める。