遠くの弁護士より近くの弁護士

2021年03月26日

丹波オフィスの金子です。
弁護士に依頼される場合、元々の知り合いであったり、ご紹介でつながったり又はその道の権威と言われる弁護士に依頼したいなどの事情がない限りは、近くの弁護士に依頼されることをオススメします。
たまに、相手方の弁護士さんが遠いところの方であることがあります。当事者は両方とも丹波市の方なのに、相手方代理人の事務所所在地が神戸市なのはまだしも、姫路市だったり、大阪市だったり、果ては東京ということもあります。
弁護士に依頼すると、何度も事務所に行って打合せをすることになります。だいたい月に1回は行いますので、約1年かかる事件であれば12回ほど事務所に行くことになります。依頼者の皆さんはお仕事をされているわけで、仕事を休んで12回東京や大阪に行くことを考えると、他人事ながら心配になります。
依頼された相手方は、もしかしたら「なんか支店とかいっぱいあるから、ちゃんとしてそう。」と思われたのかもしれません。3オフィスある当事務所が言うのも変かもしれませんが、事務所の規模と弁護士の力量は関係ありません。すべては担当する個々の弁護士の力量によります。
そして、このホームページを一生懸命見てくださっているあなたには大変申し訳ないのですが、弁護士の力量はホームページではわかりません。華々しそうな経歴は書けるかもしれませんが、経歴と力量は別物です。
どうせ力量がわからないのであれば、まずは近くの弁護士を探して、法律相談を一度受けてみて、その上で依頼するかどうか決められるとよいと思います。